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神奈川県座間市で9人が殺害された事件の裁判で、この後に検察側の求刑が行われます。これに先立つ意見陳述で遺族が声を荒らげて「どうか厳罰を」と訴えました。 白石隆浩被告(30)は2017年に座間市のアパートで9人を殺害した罪などに問われています。最後の審理となる今月26日の裁判には傍聴を希望して144人が集まりました。法廷では遺族の意見陳述が行われ、神奈川県の女性(25)の兄は涙をこらえながら「時折、妹の夢を見ます」「ぬいぐるみを抱いて無邪気に笑っているのです」と話しました。また、父親は白石被告に対して「死んでもお前を許さない」「娘を返せ」と声を荒らげ、「被告にどうか厳罰を科して下さい」と訴えました。その後、検察側の論告が始まっていて、まもなく求刑が行われる見通しです。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース